KotonitoComic

コトニトコの漫画広場

更新情報

2024.05.31--------サイトを新設しました。

2024.06.03--------『荻窪さん/途中下車編』をアップしました。

フクノカミ 読みきり

2009年制作。92P。

札幌市の住宅街が舞台。小学校一年生の娘を連れて、実家に出戻ったシングルマザーと、その父(妻を亡くした老やもめ)の諍い。亡き母が、大切にしていた焼き物の布袋さま。ある日突然逝ってしまった母が、布袋さまに食べさせていた本心は…。

※アナログ原稿をスキャンした為、ページのところどころにモアレが発生しています。

FriedMoon 読みきり

2010年制作。42P。

1980年、初夏の物語。母と二人、団地でつつましく暮らす朋は、夢見がちな小学五年生。オーブンを使った焼き菓子づくりに憧れていた。ある日、団地の敷地に、まだ使えそうなオーブンが棄てられているのを見つける…。    

 

猫又警察東高円寺分署 読みきり

2012年制作。13P。

江戸の時代から生き延びた猫又二匹ともう一匹、人語を話す猫三匹が、東高円寺の商店街を今日も元気にパトロール。



荻窪さん/ラーメンはつらいよ編 
読みきり

2014年制作。
【東京都杉並区荻窪】というよりも【中央線沿線の荻窪】。荻窪が人間だったら…、どんなだろう?地味だけど、安定感があるわが街(荻窪)に思いを寄せて描きました。

荻窪さん/途中下車編 読みきり

2014年制作。
『荻窪さん』番外編です。2014年当時、高円寺仲通り商店街にあったカフェ『CROSSPOINT』さんに展示していただいた作品です。素敵なカフェでしたが、2024年の今はもう閉店されたようで、さみしいです。

漫画を描いています。コトニトコ/KotonitoCoです。

活動名【コトニトコ/KotonitoCo】は札幌市西区の街、琴似(ことに)から拝借しました。上から読んでも下から読んでも【コトニトコ】。50代です。
若き日に暮らした札幌市。思い出深い街、札幌。市内に、好きな場所はたくさんありますが、なかでも、琴似が大好きでした。
あれから30年が経過し、札幌の市街地はどこもかしこも『ここどこじゃ?』当時と比べてあちこち様変わりしました。琴似のメインストリートも、当時より高い建物が増えてきれいになりましたが、まだまだ親しみは失われません。足を運ぶたびに、『おかえり!』と言ってくれているような。
懐かしさで胸がいっぱいになる街、【琴似】です。

漫画。【描くこと】の楽しみと…

夢見る頃の10代20代、漫画はおろか、お絵描きすらしたことがありませんでした。20歳の私が今の私を発見したら、さぞかし驚くことだろう。『うっそ~!おばはん!漫画描いとるっ!!』 手を動かし、作業をしてみるまでは、漫画とイラストの違いすらわかっていなかった(汗)
40才になろうという頃、初めて漫画らしい1ページを描きあげる…その時の解放感…。まさに、自分に生まれてきて良かったと人生で初めて感じた瞬間です。
それ以来、漫画を描くことが楽しくて。
頭の中に見える景色に目を凝らし、輪郭を捕まえていく。そうして、私の頭の中にしかない、ぼんやりとした風景の解像度が上がるたびに、漫画が描けている今が嬉しくてたまりません。

KotonitoCo/コトニトコの活動場